【決定版】写真・動画のおすすめ保存方法

どっちがいい?クラウド保存とHDD/SSDの比較|メリット・デメリット|写真データ保存

データを保存する媒体として、クラウド保存とハードディスクが代表例としてありますが、どっちがいいのか?を解説します

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両者に良いところがあるので、自分好みを見つけて帰ってね!

結論としては、それぞれ良い面・悪い面があるので、人によっておすすめは変わります

比較ポイントは大きく3つ

比較するポイントは、利便性、存続性、コストの大きく3点にまとめられます。この記事では、さらに6つに分類して解説します

両者は補完する関係性

両者にメリデメがありますが、両者を補完する関係になっています。選びにくいとも言えますが、理由が見つかれば選びやすいとも言えます

持ち家派?賃貸派?

データ保存は「家の所有賃貸論争」に似ています。HDDは所有派、クラウドは賃貸派と表現でき、そんな目線で選ぶのも楽しいかもしれません

比較ポイント|クラウドとHDD/SSD

本題の前に、比較ポイントを把握しておきましょう。それぞれメリットデメリットがありますので、網羅的に良し悪しを知る必要があります

比較ポイント6選

  • 見返しやすさ
  • 手間・簡単さ
  • 初期コスト
  • 維持コスト
  • 消失リスク
  • 没後リスク

各種保存媒体の大きな違い

他の主要保存媒体との比較も紹介しておきます。どの種類もメリット・デメリットが尖っており、補完する関係になっていることがわかります

メリット・デメリット

クラウド保存とHDD/SSDのメリット・デメリットを紹介します

クラウド保存のメリット・デメリット

クラウド保存は、簡単・早い・便利の3点が揃っており、他の保存媒体ではできないことが多く、貴重価値があるメリットが多いのが特徴です

一方で、便利すぎる反面、コストが結構かかったり継続性が不確実だったりサービス提供者側の影響を受けやすいというデメリットがあります

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HDD/SSDのメリット・デメリット

HDD/SSDは、他の媒体より容量単価が低いため、大容量を確保する際に重宝するメリットが特徴的です

一方で、不便なことも多く、特に保存済みのデータを見返しづらいという利便性に関するデメリットがあります


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手間・簡単さ|クラウドとHDD/SSD

写真管理において密かに重要とされるのが、手間・簡単さです。良いサービスを利用しようとも続かないと意味がないので、何気に1番大事です

クラウドは超簡単手間いらず

クラウド管理は、手間がいりません。初期設定さえすれば、お世辞抜きで作業不要で管理が可能です。最も大きなメリットの1つと言える項目です

初期設定も簡単で、画質、ネットワークの種類、手動/自動か等の設定くらいで、その後は何の操作も必要がなく、忘れるくらい簡単です

HDD/SSDは毎回作業が必要

ほとんどのHDD/SSDはデータを移動させるのに都度作業が必要になります。そのため、やらなかったらデータは積み上がりません

生活する上で、期限があるわけでも義務でもないので、自分の意思でやるかやらないかの結果になってしまうのがHDD/SSDの弱点です

筆者が調査する中で目の当たりにするは、多くの方がやりっ放しになっていることです。作業日を決めておくなどの工夫も必要かもしれません

初期コスト|クラウドとHDD/SSD

初期コストは、始める際の行動や覚悟に大きな影響を与えるため、重要視されるポイントです。そして、大きな違いがあるポイントでもあります

クラウドは初期コストが低い

クラウドは無料から始められるものが多く、はじめる抵抗感が非常に低いサービスです。無料なので知らずに始めてしまっている人も多いです

また、有料プランに移行しても月に1,000円程度しかかからないため、短期的には負担が少なく見えるサービス構造をしています

一方で、有料プランをはじめたら辞めるまで払い続ける必要があるので、想定利用期間のトータルコストを把握しておく必要があります

HDD/SSDは初期コストが高い

HDD/SSDは初期コストが高いです。大体が1万〜5万円の範囲になるかと思いますが、クラウドサービスと比較して大きな決断が必要になります

HDDとSSDでは、価格帯が異なり、従来からあるHDDの方が単価が低い傾向にあります。SSDは比較的新しい媒体で転送速度が速い特徴があります

見返しやすさ|クラウドとHDD/SSD

データ管理において1番大事にされるべき項目ですが、なぜか劣後されてしまう項目です。見返すために管理してあるのだと改めて認識しましょう

クラウドは見返しやすい

クラウドは、ネットにさえ繋がっていれば、あたかもその端末にデータがはいっているかのような速度・様子で見返すことができます

ネットワーク環境が悪いと、ダウンロードされるまでのタイムラグが気になることもありますが、とはいえ許容できる範囲で閲覧可能です

自動顔認証機能が便利

クラウドサービスの一部には、自動で顔を識別し、分類してくれる機能があります。この機能により、人物を絞って検索することができます

この機能は、写真を共有する際に大変重宝される機能で「特定の人物だけ」を共有することが簡単にできます除外することも実質可能です

HDD/SSDは見返しづらい

一般的なHDD SSDは、そもそもPCに接続する必要があるので、どうしても面倒くささが出てしまい、見返しづらい媒体扱いになってしまいます

加えて、スマホで見るとなると、さらに手間がかかるので、クラウドと比較すると圧倒的に見返しづらい媒体になってしまいます

維持コスト|クラウドとHDD/SSD

維持コストは最もわかりやすい違いがでる項目です。クラウドは、サービスによって維持費も変わってきますので、その点も確認しましょう

クラウドは半永久的にコストがかかる

クラウド管理は、不動産でいうと賃貸物件です。お金を払って保存場所を借りるスタイルで、借り続ける場合は、支払い続けることになります

月額支払であることが多く、無料から月3,000円まで幅広い価格帯が存在します。容量によって価格が異なりますので見合うプランを選びましょう

クラウドサービスの価格表

各社サービスの違いは別記事にまとめていますので、よろしければ見ていってください

クラウドは値上がりリスクがある

もう一つ大事な話。それは値上がるリスクがあるということです。月額制の怖いところは、提供者側の判断一つで状況が変わってしまうことです

上の価格一覧を見る限り各社は、それなりの統一感がありますが、逆に足並みが合っていると言うことでもあり、一斉に変わる可能性もあります

クラウドは賃貸と似ていると表現しましたが、ここだけは大きく異なり、家賃が上がることはおそらくありませんが、クラウドはあり得ます

HDD/SSDは維持費がかからない

HDD SSDは、維持費がほぼかかりません。いわゆる「買い切りタイプ」で、初期投資だけで済み、あったとしても電気代や稀な修理代くらいです

投資が一回で済むので、自分含め後世にも迷惑がかからない保存方法です。クラウドとの比較においては、最大の特徴とも言えます

消失リスク|クラウドとHDD/SSD

どんな媒体にも消失リスクはありますが、クラウドとHDD/SSDでは、リスクの種類が異なります。大きくは、ソフト面とハード面に分けられます

クラウドはアカウント消失に注意

クラウド保存は、データそのものがなくなることはおそらくありません。起こってはいけないことなので、必ずバックアップ体制があるからです

万が一、消える事態が起これば多額の賠償金を支払うことになるのは間違いないと思われ、サービス提供会社として死活問題になるでしょう

一方で、クラウドはアカウントが消えるリスクがあります。乗っ取りだったり、長期間未使用による自動削除、IDやパスワードの忘失もリスクです

直近では「2段階認証」などが取り入られたり、セキュリティ面もかなり強化されているので、手間になってもしっかり設定しておきましょう

なお、パスワードの忘失は解決方法がなく、泣き寝入りするしかないので、このタイミングで管理方法を見直ししておくことをおすすめします

注意
万が一の場合を想定した内容を記しましたが、実際にデータが消失した場合は、筆者含め当ブログは一切責任をおいませんのでご注意ください

HDDはディスクの劣化に注意

HDDは、USBメモリやSDカードよりも寿命が長いと言われていますが、寿命はあります。故障したという話は聞きませんが10年と言われています

ディスクがずっと回転する仕組みなので、どうしても摩耗や劣化が起こり、故障が起こるそうです。ちなみに、SSDは回転しない仕組みです

HDDは、上記で説明した通り、動く部品で構成されており、プラッタという円盤が回る一方で、読み取り機がスレスレを掠める構造をしています

上記のような仕組みなので、衝撃、振動、粉塵などに弱く扱いには注意が必要です。使用していない時もそうですが、使用中はより注意が必要です

部品が多い一方で、逆に故障する箇所が多いため故障したとしても、データは消えずに残っていたというケースが多いのも事実です

没後リスク|クラウドとHDD/SSD

管理する人が亡くなった、もしくは対応できなくなった後のことを考慮するのは、費用や手間が相応に必要なため、非常に大事な観点です

クラウドは亡くなった後が大変

クラウドは管理者がいなくなった後が大変です。クラウドは、実質的には「毎日」管理していることになりますが、それができなくなるからです

どこにあるのか?費用を払い続けるのか、どこにデータを移すのか、誰が対応するのか、そもそも見ていいのか?等、確認することが多いです

できれば生前に整理しておきたい:

生前の引継ぎポイント

  • データの整理
  • ログイン情報の共有
  • データの引越し先
  • 支払い状況の共有

余談:子供やペット等の写真は共有したい

自分の写真はどうなってもかまわないが、子供やペットの写真・動画は、家族や親族に共有しておきたいと考える人も多いかと思います

その場合は唯一、生前からの準備が有効です。死期がわかる場合は行いやすいですが、突然死ぬこともあるのでメモ等の記録を残す必要があります※ここまで表示されました。

余談:誰にも見せたくない人もいる

一方で、誰にも見せたくない、もしくは抹消してもらいたいという人もいるかと思います。その場合も事前に準備しておく必要があります

見せたくないと言われるとみたくなるのが人の心理でもありますので、パスワードか自分で削除し、みられない環境を作る必要があります※ここまで表示されました。

HDD/SSDは亡くなった後は楽

HDD/SSDはクラウドに比べて扱いが楽です。理由は、モノとして目に見える範囲で管理ができるからです。追加費用がかかることも稀です

ただし、パスワードがかかっている場合は見れないので注意が必要です。事前にパス設定があるのか、解除する意思はあるのかの確認が必要です

最後に振り返り(目次の再掲)

以上「どっちがいい?クラウド保存とHDD/SSDの比較|メリット・デメリット|写真データ保存」でした。

 

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まめ吉

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