おもいでばこはどれを選ぶべきか?の参考情報をお届けします
まめ吉
もっとも迷うであろう容量3種類と保証期間2種類を解説します
・保証期間:1年 / 3年
おもいでばことは?
おもいでばこは、テレビに繋ぐことができる写真と動画の管理に特化したハードディスク。専用リモコン付きで、子供でも簡単に操作できます
選ぶポイントは主に5点
選ぶ際の着眼点はいくつかあります。①撮影頻度、②動画の量、③動画の長さ、④利用人数、⑤予算が代表例として挙げられます
おもいでばこ関連記事
・大好評|おもいでばこが選ばれる理由
・おもいでばこ|選び方
・おもいでばこ|何ができる?
・おもいでばこ|全11種の紹介
・おもいでばこ|新旧モデルの比較
・おもいでばこ|保証期間の違い
・おもいでばこ|できないこと・デメリット
・おもいでばこ|買うと後悔する人
・おもいでばこ|実際の使い方
目次
【結論】おもいでばこの容量は1TB・2TBどっちを選ぶべき?
最初に結論です。写真しか撮らない人、動画はほとんど撮らない人は1TBで充分です。一方で、動画を撮る機会がある人は2TBをおすすめします
写真は1TBあれば28年分保存可能
1TBには約28年分を保存できます。HDDの寿命が3〜5年と言われる中、1TBでも充分と言えるのではないでしょうか
・写真容量単価:3MB(仮)
動画は1分で写真20枚分!時間に比例
動画は、①解像度と②撮影時間と③FPSに応じて容量が大きく変化し、最高レベルで撮影すると2分で1GBを超えてしまいます
上記の例は現実的ではありませんが、初期設定でも1分で65MB程度になり、動画の1分で写真20枚分の容量を使うことになります
以上のデータから、動画は撮影設定と撮影時間で、ものすごい容量になり予測できないので、動画を撮る人は2TBをおすすめします
おもいでばこ|容量の種類は3パターン
まずは種類を把握しましょう
最新モデルのPD-2000シリーズでは、容量が3パターン用意されています。なお、旧モデルとエントリーモデル(2000シリーズ)では2パターンです
この記事では容量に絞って解説しています。もし他の要素も確認したい場合は、下記の記事のご参照ください

相対的に選ぶ|おもいでばこ容量
まずは、相対的に選ぶ方法の紹介です。容量ラインナップの理解と自分の使用度合いから判断する方法で、だいたいこの方法で選べます
下記見解は、公式サイトで公表されたものではありませんが、一般論に基づいて、まめ吉の考察結果です。一部主観も入ることをお許しください
容量ラインナップを理解しよう
容量 | コメント |
---|---|
1TB | 馴染みあるGBでいうと1,000GBで、 ラインナップ上、最低容量の位置付けです |
2TB | 最低容量である1TBの倍の容量で、 ラインナップ上、真ん中に当たる容量です |
4TB | 1TBの4倍の容量です。10年以上歴史がある中で 2022年に初登場した容量です |
選び方|容量1TBをおすすめする人
容量1TBが向いている人を紹介します
結論としては、使用量が少なかったり、整理が得意な人、買い替えも許与できる人は、まずは1TBで充分です
まめ吉
①写真を撮る頻度が少ない人
周りに似た境遇・環境下にある人がいるかと思いますが、その人達よりも写真や動画を撮る機会が少ない人は1TBで充分かと思います
②試しに使ってみたい人
最小容量という位置付けですが1TBは大容量です。使い続けるかはわからないけど、とにかく使ってみたいという人におすすめです
③満杯になったら乗り換えOKな人
おもいでばこはデータの引越し機能が備わっています。容量を使い切ったら、その時の最新モデルに乗り換える使い方もできます
④普段から写真整理を行なっている人
データ量が多くなる原因は、管理怠惰とも言われており、無駄なデータが少ない人であれば、1TBでも充分な容量かと思います
選び方|容量2TBをおすすめする人
容量2TBが向いている人を紹介します
結論としては、使用量が多かったり、容量を気にして行きたくない人、動画が多い人、今後イベントが多く控えている人におすすめです
①写真を撮ることが好きな人
写真を撮ることが好きな人は、自然とデータ量も増えると思います。人よりデータ量が多いと思うのであれば、2TBをおすすめします
②動画の撮影が多い人
動画はデフォルト設定で15分1GBの容量を消費するほど、容量が大きく、動画が多いのであれば悩まずに2TBをおすすめします
③容量を気にしたくない人
容量を気にして撮影できない人も少なくないと思います。その量は人にもよるものですが、2TBあれば十分な量ではないでしょうか
④子供やペット、パートナーがいる人
関わる人や動物が多いとイベントなど撮影機会も自然と多くなります。定量的な判断ができない人もわかりやすい違いです
選び方|容量4TBをおすすめする人
容量4TBが向いている人を紹介します
結論としては、複数人で使ったり、ビジネスで使ったりする人におすすめです
①自分以外の人のデータも取り込む人
自分以外のデータを取り込むと単純に2倍以上の容量が必要になるかと思いますので、その際は1TBの倍の容量を選ぶのが無難です
②カメラマンや大量に写真や動画を撮る人
おもいでばこは「一般的な世帯向け」に販売されている商品ですが、一般のレベルを越えて写真や動画を撮る人にもおすすめです
③絶対に乗換をしたくない人
一般的に、一生分のデータは2TBに収まると言われているので、絶対に乗換たりしたくないという方には、4TBがおすすめになります
④仕事・ビジネスで使いたい人
便利さゆえに、仕事で活用できる場面もあるかと思います。業務用であれば最もコスパがいい4TBを選ぶのも納得です
論理的に選ぶ|おもいでばこ容量
前章では相対的な容量の選び方を紹介しましたが、この章では論理的に選ぶ方法を紹介します
ポイントは「単価×数」です。単価は決まっているようなものなので、自分が使う数を確認しましょう
まめ吉
計算するための指標例
計算するための指標を紹介しておきます。非常に大事なので、豆知識として覚えてしまいましょう
▼【重要】写真のデータ量
項目 | 容量 |
---|---|
1ファイル | 1〜3MB |
当ブログ平均 | 2.5MB*1 |
*1:あくまで平均値であり、環境によって前後することがわかっています。例えば、屋外で撮った写真は容量が大きい傾向にあり、外で撮ることが多い人は容量が大きくなることが予想されます。当ブログでは、少しゆとりを見て写真1ファイルを3MBとして計算します
▼【重要】動画のデータ量
1分間の容量 | 撮影モード | 違い |
---|---|---|
45MB | 720p HD/30fps | 領域節約 |
65MB | 1,080p HD/30fps | デフォルト |
100MB | 1,080p HD/60fps | より滑らか |
150MB | 4K/24fps | 映画スタイル |
190MB | 4K/30fps | 高解像度 |
440MB | 4K/60fps | 高解像度 より滑らか |
撮影時の環境で、容量は異なってくることがわかっており、調査した記事がありますので、関心ある人は見ていってください

必要容量を計算しよう
ここからは具体的な計算方法を紹介します
▼今までのデータ
今までのデータ量は、単純に足して計算しましょう。他のHDD、パソコン、SDカード、スマホ、クラウドがこれまでの記憶媒体かと思います
筆者の場合は約500GBでした
筆者の場合、約500GBでした。人よりも写真や動画を撮ってきた方の人間なので、平均もしくは平均より少し多い値かと捉えています
▼これからのデータ:写真
まず、月に何枚撮っているか振り返ってみましょう。次に、その枚数に3MBを掛けて、さらに12ヶ月を掛けて年間の容量を求めましょう
月◯枚 × 3MB × 12ヶ月
まめ吉の場合は、月500枚だったので、月1,500MB、年間18,000MBで、つまりは18GBでした。わかりやすくすると月500枚で20GBです
月500枚で年20GBの容量
お気付きになった方もいると思いますが、写真はそんなに容量を消費しないことがわかりますね。年20GBなら1TBで「50年分」確保できますね
写真:1TBで50年
2TBで100年
人の一生分のデータは、2TBで収まると一般的に言われていますが、上記のように試算すると、よく理解できますね
動画が時代を変えた
一方で、一生分は2TBの時代は終わったとも言われています。理由は、動画を撮る機会が増えたからです。スマホが普及し、時代は変わりました
▼これからのデータ:動画
容量の多い動画の消費量を推測することは非常に大事ですが、推測するのはやや難しいのも実情です。頑張っていきましょう!
動画は15分で1GB
1分=65MB
iPhoneのデフォルト設定を例にした話ですが、動画は15分撮っただけで1GBも消費します。解像度を悪くした場合でも700MB消費します
月◯分 × 65MB × 12ヶ月
まめ吉の場合は、家族がスポーツをしているためか、月に長くて60分でした。なので、月に4GB、年に48GB消費していることがわかりました
動画:1TBで20年
筆者の場合は、1TBで20年、2TBで40年消費する計算となり、写真よりも動画の方が消費することがわかりました。皆さんはいかがでしょうか
高解像度動画は15分で7GB
ちなみにiPhoneにおける最高解像度、最高リフレッシュレート(4K/60fps)の場合、15分で7GBになりますので、差が大きいことは知っておきましょう
まめ吉
最後に、写真と動画で合わせてどれくらい消費するのかを確認しましょう
まとめ|必要容量
最後に必要容量を計算してみましょう
▼必要容量の求め方
1分間の容量 | 消費容量 | 計算式 | ex)7年 | ex)20年 | ex)50年 |
---|---|---|---|---|---|
過去のデータ | 約500GB | 500GB | 500GB | 500GB | 500GB |
未来のデータ:写真 | 年20GB | 20GB×◯年 | 140GB (=20GB*7年) |
400GB (=20GB*20年) |
1TB (=20GB*50年) |
未来のデータ:動画 | 年50GB | 50GB×◯年 | 350GB (=50GB*7年) |
1TB (=50GB*20年) |
2.5TB (=50GB*50年) |
合計 | 500GB + 年70GB | 500+70GB×◯年 | 990GB(≒1TB) | 1.9TB(≒2TB) | 4.0TB(≒2TB) |
筆者の場合は、積み上げが約500GB、年に約70GBを消費し、1TBならあと7年、2TBなら20年、4TBなら50年という結果になりました
費用対効果としても、20年くらいは使い続けたいと思いましたので、筆者は2TBを選びました。ちなみに費用対効果は以下の通りです
保証期間の選び方|おもいでばこ
保証期間の選び方も紹介します
保証期間は1年と3年がある
おもいでばこを製造販売するBUFFALO社は「データ復旧サービス」を提供しているのですが、おもいでばこではそれを保証と呼んでいます
通常「データ復旧サービス」は有料ですが、保証期間内であれば「無料」になるというものです。ただし、特定の条件をクリアした場合に限ります
比較表|プレミアム・通常モデル
項目 | プレミアム | 通常モデル |
---|---|---|
保証期間 | 3年 | 1年 |
搭載ドライブ | Video HDD*1 | HDD |
価格 1TB | +2,000〜4,000円 | – |
価格 2TB | +3,000〜5,000円 | – |
保証内容 | 同じ | 同じ |
保証期間 終了後の価格 |
33,000円〜 | 33,000円〜 |
*1:監視カメラなどの動画記録用途向けに開発されたHDD
選び方のポイント
残念ながら、おもいでばこにおける「データ復旧サービス」の利用率は、公表されていません。そのため、確率論で選ぶことはできません
1TBの場合、3年保証は1年保証よりも2,000〜4,000円高く、2TBの場合、3年保証は1年保証よりも3,000〜5,000円高い値段です
そして、保証期間外に故障すると33,000円かかるということなので、2年目3年目に33,000円を払うことを許せるかどうかがポイントになります
とにかく安く買いたい!故障したらその時考えよう!なら3年保証!
保証内容って何?
これまで簡単に保証内容を説明してきましたが、もう少し詳細を知りたい方もいるかと思います
別の記事で、詳細をまとめましたので、気になる方はみていってください

世代の選び方|おもいでばこ
最後に、世代の選び方です
どの世代を選ぶかは簡単だと思います。自分に合った世代を選びましょう。一応、違いがわかる情報を紹介します
新世代PD-2000と旧世代PD-1000Sの違い
実際に使う際に、ポイントになるのは取り込み速度です。取り込む際のストレスを可能な限りなくすのは、継続的に使う場合は重要です
その他、4K動画の対応可否などありますが、正直、4K動画を撮る人はほとんどいないので、大きなポイントにはなりません
最後に振り返り(目次の再掲)
まめ吉
おもいでばこ関連記事
・大好評|おもいでばこが選ばれる理由
・おもいでばこ|選び方
・おもいでばこ|何ができる?
・おもいでばこ|全11種の紹介
・おもいでばこ|新旧モデルの比較
・おもいでばこ|保証期間の違い
・おもいでばこ|できないこと・デメリット
・おもいでばこ|買うと後悔する人
・おもいでばこ|実際の使い方
まめ吉
PD-2000(通常モデル:1年保証)
▼1TBモデル_PD-2000
PD-2000V(プレミアム:3年保証)
▼1TBモデル_PD-2000V
PD-2000E(有線タイプ)
▼1TBモデル_PD-2000E
▼2TBモデル_PD-2000E-L
PD-1000S(通常モデル:1年保証)
▼1TBモデル_PD-1000S
PD-1000S(プレミアム:3年保証)
▼1TBモデル_PD-1000S-V
特性バックアップHDD
▼1TBモデル_バックアップHDD
まめ吉
▼2TBモデル_バックアップHDD