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【靴磨き】初心者必見!どんな靴でも30分で光らせるコツ 鏡面にならない理由は水量とワックスの塗り方

こんにちは、普通の会社員のまめ吉です。靴磨きのプロでもなんでもありませんが、靴磨きが上手くなったので記事を書きます。

 

今回は、初心者でも「最小の道具」で、かつ30分でビジネス革靴をピカピカに光らせるコツを紹介します。

 

靴磨きは突き詰めると奥が深いと思いますが、ここでは、とにかく光らせる事に集中して紹介します

 

最近、プロが動画やブログで靴磨きを紹介していますが、環境や道具が完璧な状態で紹介されており、素人や初心者には少しハードルがあったりしますよね。

 

そこで今回は、今の道具から買い増しする事なく、今ある道具で革靴をピカピカにする方法を紹介します。最小の道具は必要なので、そこは許してね。

まめ吉

プロに学んだ磨き方を初心者用に集約しました!

 

最低限必要な道具【光らせる靴磨き】

このページでは、光らせることにスポットを当てたページですので、光らせるに最低限必要なものだけを紹介します。例えば、ブラシやクリームは不要です。必要なのは以下の3点です。

  • ワックス ※クリームではない
  • タオル  ※どんな質かは後ほど
  •     ※温度と量は後ほど

 

今回、わかりやすくするために、筆者の革靴を例にとって紹介しております。筆者の革靴は2009年3月に購入したリーガル(REGAL)の裏底も革製の革靴です。当時3万円代だったかと思います。大事に使っているので結構長持ちしてます。ちなみに筆者は革靴を4足持っていますが、全てリーガル(REGAL)です。2009年から毎年二足程度は買ってきましたが、行き着いたのはリーガル(REGAL)さんでした。

① ワックス

ワックスは革靴をピカピカにする上で必需品となりますので、今回唯一、代用が効かない道具です。ネットで最安500円くらいで手に入るので、事前に揃えておきましょう。路面の販売店では1,000円を越えることもよくあるので、ネットでの購入をおすすめしますよ。

▼筆者の使用しているワックス(ほんと、安くて十分です)

上の商品が筆者が使っているワックスです。1個500円代でびっくりするくらい安いです。でもこれで充分OKです。手持ちのワックスに蝋(ロウ)が入っていれば買い増しは不要です。なぜなら、だいたい同じ成分構成ですからね。蝋(ロウ)だけはチェックしておきましょう!

また、よくクリームと勘違いされる方もいるので、クリームではなくワックスを用意しなければならない事をここで強調しておきます。ちなみにクリームとワックスの違いは以下の通りです。

ワックスとクリームの違い
僕も初めは理解できていなかったので、念のため、ここで違いを確認しておこうと思います。

▶︎ワックス:固形で固く、艶を出すためのもの。ロウが入っていることが多く、単体だと伸びが悪いのが特徴です。

▶︎クリーム:液状で柔らかく、保湿するもの。中には油性クリームという、ロウを含むものがありますが、含有量が少なく光らせるにはワックスには劣ります。

ワックスとクリームの違いは以上の通りです。結論としては、革靴を光らせるためには、ワックスがベストですので、ワックスを選びましょう。

② タオル

ぶっちゃけ、お古のタオルで大丈夫です。欲を言えば、糸くずがあまり出ないタオルがいいです。理由は、糸くずが靴に付着し、見栄えが劣る場合があるからです。輝くかどうかには関係しませんので、一般家庭のお古のタオルで十分です。お古のタオルは、新品のタオルより糸くずが出にくいので、一般家庭ではお古のタオルがベストかと思います。

よく靴屋さんで売っている磨く用の「布」がありますが、あったほうがいいですが、なくてもOKです。めっちゃ高いですしね〜。本気出したい時や極めたい時は、買ってみてもいいかもしれませんね。

▼筆者の使用している布(ほんと、安くて十分です)

日本製紙クレシアスコッティファイン洗えるタオル61x1R (スコッティファインアラエルタオ)
ちなみに、筆者は布製のキッチンペーパーを使っています。だって、ちゃんとした布は高いんですもん。毎回、気楽に捨てれるしコスパ最強です。

本来洗って繰り返し使えますが、ワックスは流石に落ちないので、都度捨ててます。

③ 水

数滴の水が必要です。ペットボトルの蓋に入る量でかまいませんので、用意をお願いします。料理で言うと、隠し味って感じで靴磨きの肝なので、必ず用意しましょう。鍵となる実際に垂らす水の量は後ほど説明します。

温度ですが、お風呂程度の温かいほうがいいです。なぜかというと、ワックスと馴染ませるためには温かいほうがいいからです。油汚れは温かい水のほうが落ちやすいですよね。それと同じです。

ウイスキー等のお酒がいいという話も聞きますが、水で充分ですよ。間違えたお酒を使った時のリスクを考えたら、初心者は「水」で充分です。

前提:光らせるための「知識・コツ」【光らせる靴磨き】

手順を紹介する前に、光る原理や、どうやったら光らないのかを理解しておきたいと思います。ここを抑えておくだけで、行動も変わってくると思いますので必ずチェックしておきましょう。

初心者や素人が光らせられない理由はだいたい下記のコツを把握していないからですので、読み飛ばさず必ずチェックをお願いします。

① 下地ができていないといくら磨いても光らない

1番大事なことです。光る要素を持ったワックスをいくら塗りたくっても、ポイントを抑えた下地ができていないと全く光りません

たいていの革靴の表面は、顕微鏡で見ると「ザラザラ」しています。まずは、ワックスを使ってザラザラ(凹凸)を埋める必要があり、その工程が一番重要です。

※ポイントを抑えた下地の作り方は「手順」の最初に記載しています。

② こすり続けても光らない時は光らない

①でも言ったように、光るかは表面の滑らかさ次第です。滑らかになる状況になっていないのにこすっても光りません。むしろ、こすり続けるとワックスが落ち始め、逆効果になります。また、強くこするのはどんな時も禁物です。ワックスが剥がれ落ちるだけです。最初から最後まで優しく磨きましょう。

光る時は1分以内に光りますし、こする前にワックスを塗っている最中に光り始めますので、光らない場合はもう一度状況を整えましょう(ワックスを塗りましょう)。

③ 光るかどうかはワックスの量は関係ない

どうしても光らせたい思いが強くなり、ワックスを多めにとってしまう方も多いと思いますが、①で言う通り、大事なのは滑らかになる環境作りです。

ぶっちゃけ、仕上げに使うワックスは「ひと塗り」で十分です。多くても、3塗りです。多いと伸ばすための水の量も増え、ワックスの柔らかさのコントロールがしづらくなります。

最初に全体に塗るワックスは多めでも大丈夫です。理由は下地づくりのためのものだからです。

④ 水の量は気持ち多め

厳密に言うと、ワックスを多く取ってしまう人が多いので、水を多くするべきと伝えたいです。

ワックス1に対して水10くらいのイメージです。

⑤ 光る時はすぐに光る

先ほども言いましたが、環境が整えば、数秒で光り始めます。光らない場合はワックスと水のバランスが合っていない事が考えられるので、もう一度混ぜて塗りましょう。コツは、ワックスは少なめ、水は多めですよ。

⑥ どんな革靴も光る

この靴はいくらやっても光らないのではないか?」という壁にぶち当たる人も結構いるかと思います。しかし、ここで紹介する方法は、元の下地の上に新しい層を作っていく磨き方なので、ツルツルな革靴でも、ザラザラな革靴でもどんな革靴でも光りますので、諦める必要はありません。

とはいえ、もともとザラザラな革靴では、土台作りが必要なので、より多くの層を作らなければならず、行程は多くなりますので、その点は、ご了承ください。

結論:光らせる靴磨きの「手順とコツ」

① 一通りの手入れをする【所要 0分】

まずは、一般的な手入れしましょう。汚れを取ったり、保湿したりとここでは具体的には話しません(この記事と目的が異なるため)が、それぞれのお手入れをしましょう。

 

光らせる事に関して、長い目で見ると手入れはあったほうがいいのは間違いありませんが、短い目で見るとなくても大丈夫ですので、いきなり光らせる靴磨きを始めても問題ないと思います。

② ワックスを塗る【所要 20分】

下地を作る工程です。この工程さえしっかりできていれば、どんなボロ靴でも光りますので、しっかり行いましょう。表面のザラつき(凹凸)をワックスで埋める工程です。表面がツルツルになるまで繰り返しましょう(本当にツルツルとした感触になります)。

▼ポイント

  • 指でワックスを塗る
  • 乾燥させ固める
  • 何層も繰り返す

上記のポイントを抑え、実際にワックスを塗っていきましょう。

まず、ムラにならないように注意しながら、指でワックスを塗りましょう。1塗りで使うワックスの量は少量でよく、人差し指ひと撫でで取れる量で大丈夫です。そして、塗るごとに乾燥させていきましょう。

指で塗る理由は、手に取ったワックスの量と、塗った量をより実感するためです。どれだけ塗り重ねたかが鍵となるのですが、布ですとそれが把握しにくいのです。これは、プロの方でもやっている方法です。

乾燥させる方法は、ドライヤー(冷風)をおすすめします。ドライヤーの使用は必須ではなく、自然乾燥でも問題ありませんが、繰り返し行うので、時間を要するので、時短テクとしてドライヤーをおすすめします。

塗りながらドライヤー(冷風)を当てましょう。1回1回乾いているか確かめながら上塗りしましょう。ちなみに、筆者はドライヤーがある「洗面所」でやっています。

ドライヤーかけながら、塗る作業を約20分ほど繰り返します。回数にして、50回ほど繰り返します。ぶっちゃけ、塗りすぎても問題ないと思うので、気持ち多めでいいと思います。タップして塗る方法もありますが、ムラを減らすためにスライドしながら塗る方法をおすすめします。

20分後は上記写真のような状態になるかと思います。手で塗り込んでいるので、感じると思いますが、結構ツルツルとした状態になっています。

次に布で軽く拭くと、上記写真のような状態になります。この時点でかなりツルツルした状態になりコーティングがされているのを実感できると思います。この段階では、水は不要です。この段階では、コーティングがしっかりされているか、乾いているかを確認してください

③ 水を垂らす

水を指に表面張力で付着させ、そのまま直に革靴に付けます。量は、3ミリ×3ミリ程度でそれよりも多くても問題ありません。いろんな意見があるようですが、少ないより多いほうがいいと筆者は思います。

④ 少量のワックスを手(布)に取る

ここから、水とワックスを混ぜていきます。感覚としては、ワックス1に対して水10くらいです。繰り返しますが、ワックス少なめです。ひと掻き程度で十分です。

⑤ ワックスと水を混ぜる

手に取ったワックスを垂らした水と混ぜます。数回混ぜるとワックスの滑りが滑らかになる瞬間があるので、以後全体に塗り伸ばしていきます。「ヌルヌル」が「ニュルニュル」になる感覚です。

⑥ 塗り伸ばす【所要 10分〜】

ワックスと水が混ざり、滑りが滑らかになったら全体に塗り伸ばしていきます。バランスよく混ざっていると塗り伸ばしていく段階でピカピカに輝いていくので、実感できたら成功ですね。塗り伸ばしている最中に水が乾いていく感覚もあり、乾いたなと思えた瞬間輝きが出てきます。

部分的に伸ばすのではなく、全体を一気に塗り伸ばしましょう。そうでないと、境界にムラが出て最後かっこ悪くなります。

⑦ 表面を磨く

輝いてきたら表面をもっと滑らかにして輝きを増していきましょう。これまで磨いていたタオル部分とは別の部分(ワックスは塗らない)で、あまり「力を加えず」磨いていきます。すると、望んでいた輝きを発する事でしょう。この時、水が不足しているなと感じたら水を足してもいいです。

 

この段階では既に輝きが出ている状態ですので、もしまだ光っていないなら「手順②」に戻って繰り返し挑戦しましょう。下地が平らになっていないと、何回磨いても輝かないので、繰り返し行いましょう。

⑧ 以上を繰り返す

もし、⑦の段階で輝いていなかった場合は②の工程が不足している事が考えられるので、手順②から⑧を繰り返しましょう。1クールごとに写真を撮って確認していくといいかもしれませんね。

 

たまに、水のバランスが悪く、前クールより輝かない場合もありますが、下地を積み重ねていってるだけですので問題ナッシングです。最後が良ければ全て良しです。

 

最後に【光らせる靴磨き】

さて、あなたの革靴はピカピカに光りましたでしょうか?
万が一、なっていない場合、それは上記の行程の繰り返しが足りない事が原因である可能性が高いので、もう少し手順を繰り返していってみてください。

元からピカピカしている革靴とザラザラ、もしくはアンチグレア加工してある革靴では下地づくりの回数に大きな差が出ることは当然です。でも絶対にそんな革靴も光るようになりますので、諦めずに繰り返していきましょう。

また、万が一、光らない場合には、写真付きでまめ吉(@mamekichi)にダイレクトメッセージいただけたら、何かしらのアドバイスをさせていただきますので、遠慮なくご連絡ください。

 

まめ吉

また会いに来てね〜!
以上「【靴磨き】初心者必見!どんな靴でも30分で光らせるコツ 鏡面にならない理由は水量とワックスの塗り方」でした。

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